北大阪商工会議所 サービス利用者の声

中小企業さまを中心に、集客や採用に直結する文章を作成しています。
具体的には、ホームページの文章最適化、社長ブログやノートの執筆、求人メディアの原稿作成、社員インタビュー記事の制作などです。活動年数は約5年になります。
求人原稿では募集要項の羅列で終わらせず、企業の特色や社員の声を丁寧に引き出して“刺さる言葉”に整えることを大切にしています。

一人で手探りのことが多く、補助金の申請要領を見ても手が止まることがありました。税務についても、ネットで調べても自分のケースに当てはめる判断が難しく、どこから手を付けるべきか整理が必要でした。
最初のきっかけは、「ホームページ作成講座」の紙のチラシを見て、軽い気持ちでセミナーに参加したことです。そこから情報センターのセミナーに何度か参加し、職員さんや参加者の方とお話しするうちに、商工会議所が身近に感じられ、イベント参加や会員登録、個別相談へとつながりました。
正直、周囲からも「商工会議所は敷居が高い」という声が多くありますが、実際は親切で相談しやすいと感じました。以前セミナーでお会いした職員さんや参加者の方がいたので、安心して相談に行けました。

最初は経営相談と専門家相談(税務・デザイン等)を教えていただき、課題に合わせて補助金申請支援やイベント・交流会の案内につないでいただきました。
相談を重ねる中で、「このテーマなら専門家に」「この段階ならこう進める」といった具体的な導線を示してもらえたのがありがたかったです。
一方通行の座学ではなく、自分の状況に合わせて整理してもらえる点です。特に補助金は、最初は「一文字も書けない」状態でしたが、初稿の作成→不足点の指摘→修正というプロセスで、完成の見通しが立ちました。
税務相談でも、自分のパターンに即した記帳・申告の考え方を教えていただき、「続けることが大切」というメッセージが腹落ちしました。

相談を通じて、具体的な道筋が見えるようになったことが一番の成果です。
補助金申請や記帳のような実務も、手が止まっていたところから少しずつ前へ進めるようになり、不安よりも行動が先に出るようになりました。
また、課題に応じて「この方に聞くと早いですよ」と専門家や事業者をご紹介いただけるのも大きな助けになっています。
さらに、セミナーやイベントを通じて地域の方々とのつながりも広がり、一人で抱え込まずに進められる安心感が生まれました。商工会議所の支援は、相談とネットワークの両輪で背中を押してくれる存在だと感じています。
一人で困っている方、つながりが少ない方におすすめしたいです。
また、高額なビジネス講座に申し込む前に、まずは商工会議所に相談してみてほしいです。「何から相談したら良いか分からない」状態でも大丈夫で、電話で予約のうえ来所すれば、状況に合ったサービスにつないでいただけます。
これまで企業の取材や求人記事を通して「人の想いを言葉にする」仕事をしてきましたが、今後はその経験を活かして、枚方で活躍する女性(起業家・キャリアウーマン・活動家など)に焦点を当てたインタビュー企画「枚方Woman」を進めています。
女性たちのリアルな歩みや悩み、転機を発信することで、「こんな生き方もある」「自分にもできるかもしれない」と感じてもらえるようなロールモデルの発信メディアを目指しています。
さらに、掲載記事をきっかけに登場者と読者がつながるトークイベントや相談の場を開催し、互いに学び合えるコミュニティの形成にも取り組みたいと考えています。
書くことを通して地域の女性の自己肯定感を高め、その挑戦が枚方の活性化につながることが私のビジョンです。
私にとっては、「専属の家庭教師」のような存在です。
学校のような一方通行ではなく、困りごとを伝えると、親身に向き合って道を示してくださいます。さらに、人と人をつないでくださるので、枚方市内では行く先々で知り合いに会うようになり、今ではどこへ行っても居心地が良く、安心できる場所になりました。

商工会議所職員からコメント
ご相談のたびに課題がクリアになり、記事制作や新企画の構想が着実に前進しておられます。
今後は、インタビュー記事とイベントを連動させたコミュニティづくりをご一緒できればと考えています。引き続き、課題に応じた専門家や事業者をご紹介しながら伴走支援してまいります。