北大阪商工会議所 サービス利用者の声

株式会社リヨン洋装店「delusso(デ・ルッソ)」 代表取締役 富江 則之 様

気軽に相談、自分で実行。その繰り返しが、ブランドの未来を拓いた!

- 地域ギフトブランド「くらわんかFABRIC」 -

株式会社リヨン洋装店「delusso(デ・ルッソ)」
代表取締役 富江 則之 様
アパレル

【ご利用サービス】

まず、事業内容を教えてください。

大阪府枚方市楠葉でセレクトショップ「delusso(デ・ルッソ)」を営んでいます。「外見が変われば人生が豊かになる」をコンセプトに、特に40〜60代の働く女性を応援するパーソナルスタイルショップです。パーソナルカラー診断を通じて一人ひとりに似合う服を提案し、ジャケットやワンピース、セミオーダーの洋服、オーダーバッグなど、女性の社会進出を外見からサポートしています。

また数年前から、淀川の河川敷に自生する「葦(ヨシ)」を活用した地域ギフトブランド「くらわんかFABRIC」も手がけています。枚方の新たな特産品として、ヨシおてふきんやストールなどを展開しています。

「くらわんかFABRIC」を立ち上げるきっかけは何だったのでしょうか?

私は長年アパレルをやってきて、製造から販売まで川上から川下まで知っています。その中で北大阪商工会議所の青年部に所属し、地域活性に関わるようになりました。また地域の清掃活動やお祭り、商店街活動などに参加する中で、地域への感謝の気持ちが強くなっていったんです。

そんな中、枚方に日々使える地域ギフトを作りたいと思うようになりました。枚方には花火などのイベントはあるけれど、お土産として誰もが気軽に使えるものがなかった。食べ物はあるけど、それ以外のものがないなと。

そんな時に淀川の「葦(ヨシ)」を繊維化した「株式会社アトリエMay」さんと出会い、「これだ!」と感じました。葦は生命力が強く邪気を払う縁起物で、淀川の環境保全にもつながります。「枚方のギフトを作りたい」という私の想いと、「淀川の葦を活性化させたい」という先方の想いが一致して、「くらわんかFABRIC」が生まれました。

ブランド化にあたって、どんな課題がありましたか?

ブランディングには、商品開発や広告、販路開拓など様々な準備が必要で、まとまった資金が必要になりました。融資も考えましたが、北大阪商工会議所に相談した際に「小規模事業者持続化補助金」を紹介されたんです。

実は以前、別の補助金を専門家にすべてお任せして申請したことがあり、手数料も高額でした。でも今回、北大阪商工会議所の職員さんから「自分で申請できますよ」と言われて。相談しながらアドバイスをもらい、自分で申請に必要な事業計画書を作成したら、採択されたんです。

ご自身で申請されたことに、どんな意味がありましたか?

これがめちゃくちゃ意味があったんです。自分で事業計画書を作ることで、自分の事業を深く振り返ることができました。何をしたいのか、なぜやるのか、どう展開するのか。全部自分で考えて言語化することで、事業への理解が深まりました。全部お任せしていたら、ここまで深く理解することは難しかったと思います。

だから今は、何事もまず自分でやるようにしています。北大阪商工会議所に相談して、必要なら専門家を紹介してもらって、相談しながら進める。このやり方が一番、自分の力になっています。

補助金はどのように活用されましたか?

ブランドロゴの作成とサンプル商品を使った広告に活用しました。ロゴは「葦」と枚方の「くらわんか船」、そして店のリボンや私がよくする蝶ネクタイをモチーフにしたデザインで、すごく気に入っています。

広告では色々な場所にサンプル商品を配る計画でしたが、北大阪商工会議所の職員さんが「アンケートを取らないんですか?」とアドバイスしてくれて。それまで考えていなかったんですが、アンケートを付けて配ることにしました。自分事だと気づけないことも、誰かが言ってくれると「あ、そうか」と気付けますよね。広い視野を持てるのが、北大阪商工会議所に相談する良いところの一つだと思います。

「くらわんかFABRIC」ロゴ
ロゴは「葦」と枚方の「くらわんか船」富江社長が愛用している「蝶ネクタイ」をモチーフにしている

ヨシおてふきん、ヨシストール

次に商標登録にも挑戦されたそうですね。

はい。ブランドを守るために商標が必要だと知っていましたが、どうやればいいのか、誰に頼めばいいのかわかりませんでした。でも北大阪商工会議所なら気軽に相談できると思い、「専門家相談」を利用しました。

2回相談させてもらい、1回目で概要を聞いて自分でやってみて、2回目でチェックしてもらって提出しました。商標登録の種類や区分も、専門家と相談しながら自分で理解した上で決定できました。全部理解できているから、自分でやる意味があったと思います。

実は、自分でできるかもと思えたのは、持続化補助金の申請を自分でやった経験があったからなんです。「あ、できるんだ」と思えたことが大きかったですね。

商標は無事に取得できましたか?

はい、名称「くらわんかFABRIC」とロゴをワンセットで取得できました。これで安心してブランド展開できるようになりました。

その後、「くらわんかFABRIC」はどのように広がっていますか?

北大阪商工会議所が全国の会議所代表が集まる研修会でブース出展の機会をくださったり、地域の神社で新年のお祓いをしていただいた商品を販売したり。枚方市の菊花展が終わった後の菊を使った染め体験イベントもやりました。枚方市の友好姉妹都市であるオーストラリアのローガン市へのプレゼントの一つにも選ばれました。

最近では大阪・関西万博のイベントにも参加しました。人との繋がりで広がっていくのが面白いですね。今年は「2025年度ニッポンおみやげアワード」で推奨状もいただきました。こういう情報も北大阪商工会議所から教えてもらえて、本当にありがたいです。

2025年度ニッポンおみやげアワード

北大阪商工会議所は、富江さんにとってどんな存在ですか?

気軽に相談できる、窓口が一つの便利な場所ですね。新しいことを始めようと思っても、どこから手を付けていいかわからないじゃないですか。公的機関はたくさんあるけど、どの窓口に行けばいいか迷う。でも北大阪商工会議所は窓口が一つで、そこから振り分けてくれるのが一番いい。

補助金の情報も色々な種類が並んでいて、「これ使えるかな」と選べる。相談しているうちに、次はブランドを守ろうとか、新しい気付きも得られます。実は一番広く相談できる場所が北大阪商工会議所だと思いますね。

それと、長年お付き合いのある職員さんは、うちの事業のこと全部知ってくれています。これは大きいですよね。会員になっていると、こうしたサポートをいつでも受けられるので、メリットは大きいと思います。

北大阪商工会議所を利用してみたいと思っている方へメッセージをお願いします。

まずは無料セミナーへの参加がおすすめです。セミナーで学べるだけでなく、参加者同士の横のつながりができるのが大きい。職員さんが取り持ってくれて、今でも繋がっている方がたくさんいます。

特に個人事業主や少人数でやっている方は、情報交換の機会が少ないと思うんです。北大阪商工会議所では知識が増えて、人脈も広がります。セミナーで職員さんと名刺交換するだけでも、その後相談しやすくなりますよ。

創業時期を過ぎても、わからないことはいっぱいあります。とりあえず一旦聞いてみる。そこから必要な支援を引き出せるのが、北大阪商工会議所の良さだと思います。

商工会議所職員からコメント

富江様は、補助金申請も商標登録も「自分でやる」ことにこだわり、その過程で事業への理解を深められました。この姿勢こそが、ブランドの核となる想いを明確にし、「くらわんかFABRIC」の成功につながったと感じています。

地域資源を活かし、環境保全と経済活性の両立を目指す取り組みは、まさにSDGsの実践であり、今後さらに広がることを期待しています。北大阪商工会議所としても、引き続き富江様の挑戦を応援してまいります。

Member Data

事業所名 株式会社リヨン洋装店「delusso(デ・ルッソ)」
所在地 〒573-1118 大阪府枚方市楠葉並木2丁目22-10
TEL 072-850-8355
営業時間 10:00〜18:00
定休日 水曜日・日曜日
HP、SNS
くらわんか
FABRIC
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